takt op. Destiny 8話、タクトとアンナがコゼットの死という現実を受け入れ
運命と向き合うおはなし。それに伴いエンディングが描き直されてたんですが
こいつがヤバかった。
そもそもこのエンディング、よくできた短編みたいで私大好きなんですよ。
なんなら本編よりも好きまである。
タクト・アンナ・なぜかコゼットの三人が旅の途中廃棄されたピアノを見つける。
放っておけず修理を始める音楽バカのタクト。面白がって見ているコゼット。
呆れながら待つアンナ。そして流星降り注ぐ中小さな演奏会が始まりどこからか集まる聴衆。
楽しい一夜は過ぎ、3人はまた旅をはじめる、みたいな物語。
このエンディングの不思議な魅力は、なぜ運命ではなくコゼットがいるのかという
謎から生まれている。これはコゼットが生きてたら、というif 物語なのかな。
それとも無事ニューヨークに着いた後、シンフォニカの手でコゼットが戻って
くることの暗示?つまりこのエンディングはニューヨークからの帰路のエピソード?
コゼットにまた会えるのかな。コゼットがいる生活が戻ってくるのかな、という希望と
いや、そんなはずないよね、という絶望が同居してるから魅力的なんじゃないかな。
とか考えてたんですが、アンナとタクトが運命を受け入れた8話のエンディングでは
コゼットの姿が運命に描き変えられてました。悲しい。
ひとりでピアノを弾くタクトの絵が、在りし日のコゼットの幻影と連弾するタクトに
なってるのを見た時もうダメ。やっぱりコゼットにはもう会えないんだな・・・
こんなん泣くわ。