ズドラース卜ヴイチェ!それじゃここでコップクラフト6話のハナシをするわ。
コップクラフトは働き方改革への注力に定評あるアニメで
静止画や顔面アップや真っ暗照明の多用で特にアクションシーンは
視聴者のイマジネーションに多くをゆだねる作風で皆を楽しませてくれているのよ。
5話で、あのイヤーなカンジだった新しい主任が実は部下を徹底的に守る人情派鬼軍曹と判明、
ドラマの土台となる刑事チームの骨格がはっきりしてますます面白くなってきているわ。
あー、でも正直働き方改革の影響があまりにも大きくて
何が起きているのか起きてないのか、
いいんだか悪いんだか面白いのか面白くないのかよくわからなくなっちゃってて
それがまあクセになる味を出してでもいるのか、なんとなく憎めない作品、みたいな。
愛すべき、って表現が私的にはしっくりくると言えばいいのかしら。
ま、ともかくコメディ路線だった6話、とてもよかったわ。
ティラナ1話で走行中にサイドブレーキ引いてたクセに駐車時には引かないんかい!
愛車炎上で1話で相棒を失ったときより激しく嘆き悲しむケイ!
積み上げたものぶち壊しだよ!好き。
ところでコップクラフトのOPで描かれるケイはとっても陽気で超絶チャラいヤローなの。
特にクルマをMINIから黄色のオープンカーに替えてからの振る舞いはまるでスペースダンディってくらいの陽キャ。
しかし本編でのケイはひたすら渋い。悪く言えばダルそうでOPとのギャップがいかついわ。
考えてみれば1話早々見舞われた相棒の殉職という悲劇が彼のキャラに影を落としていたのかも。
その後ティラナという新パートナーとの同棲生活が彼の傷を癒し本来の軽薄さを回復させ
恥も外聞もなく愛車喪失の恨みを吐いたり、交通課の警官とエロ本ネタで論争するような
ちょろい面を発揮できるようになってきたのかもしれないわね。
この先もこんな軽い展開を期待したいんだけど人生そんなに甘くないってこともわかってるわ。
それじゃね、ダスヴィダーニャ!